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☆12/25 待ちに待ったアドベントガーデン!



                こどもの園  アドベントガーデン

アドベント(TOP)

11月28日に待ちに待ったアドベントガーデンが行われました。
この日はいつもより早く子どもたちは家に帰ります。
教師は、子どもたちが帰宅した後、モミの木で部屋の中央に渦巻きをつくり、
リンゴろうそくを用意します。廊下には、闇夜を照らすためのろうそくが置かれます。
室内の準備も整い、日が落ちて、辺りがすっかり暗くなるころに、子どもたちは
再び幼稚園にやってきます。子どもたちは静けさの漂う中、廊下のほのかな明かりに
導かれて、静かに室内に入ってきました。室内には、ライアーのやさしい音色が
響いています。子どもたちは、とても落ち着いていて、ライアーの音色に静かに耳を傾けていました。

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2009/01/30 00:00 | こどもの園COMMENT(0)  TOP

☆9/26 ミカエル祭

                            ミカエル祭

             
ミカエル祭(ネイチャー2)


 9月26日にミカエル祭がおこなわれました。ミカエル祭は「困難に耐えること」を人間に教えてくれる行事です。

 現代は物質が豊かで、人間は地上の様々なものに誘惑され、意識が楽な方へと流されてしまいます。

 聖ミカエルは、人間を誘惑する力(ミカエル祭では竜で象徴されます。)をやりでつき殺し、人間の意識を再び天上と結び付けてくれる存在です。

 しかし、その困難に耐えるには、人間にも愛と勇気(赤色で象徴されます。)が必要です。それがあって初めて聖ミカエルは、人間に力を貸すことができるのです。

 ミカエル祭は、これらのことを再び私たちに思い起こさせてくれ、困難に立ち向かっていく力を与えてくれます。




                  
 お話 「炎の中に閉じ込められた王女様」                                  

 この日まで3週間、子どもたちはライゲンやお話を通して、ミカエル祭までの道を辿っていきます。
今回のお話は「炎の中に閉じ込められた王女様」というお話でした。

 ある村に一人の男の子が生まれました。
 この子の父親は、街道の道端にすわって、最初に通りかかった立派な人に、名付け親として頼もうとしました。
 するとそこへ、灰色のマントを着た老人がやってきて、父親の頼みを喜んで引き受けてくれました。
老人は坊やの洗礼を手助けしてくれ、父親に子牛のある母さん牛を贈りました。この子牛は、坊やと同じ日に生まれ、額には金の星が付いていました。
 
 坊やが成長すると、この子牛もたくましい雄牛になりました。

―略―

 ある日、雄牛は少年に言いました。「さあ、私の二つの角の間にすわりなさい。お前を王様のところに連れて行ってあげよう。王様のところへ行ったら、七エレの長さの鉄の刀を下さいと言いなさい。そして、王女様を助けてあげるのだ、と言うのです。」

 やがて彼らは王様のお城に行き、王様から刀をもらいました。

 王女様をさらっていったのは、遠い遠い所に住む十二の頭をもった竜でした。そこに近付いたものは誰もいませんでした。というのも、竜の住む城に行く途中には、越えることのできない山脈があり、その次には荒れ狂った広い海があり、その向こうの炎の城に、竜は住んでいたからです。

 少年は、刀を手にすると、雄牛の角の間にすわりました。そしてあっという間に巨大な山のふもとにやってきました。
 「これじゃ引き返すしかないな。」と少年は雄牛にいました。なぜなら、少年はこの山を越えていくことは不可能だからと考えたからです。」
 ところが、雄牛は言いました。「ちょっと待っていなさい。」
 そして少年を地面に下ろすや否や、雄牛は突進をはじめ、強力な角で山全体を脇に押しのけてしまいました。そうして二人は、さらに進んでいくことができました。

 少年と雄牛はやがて、海辺にやってきました。
 「今度こそ引き返すしかないな。」と少年は言いました。「これじゃ、誰だって向こうへ渡れないよ!」
 「ちょっと待っていなさい。」 と雄牛は言いました。「私の角にしっかりとつかまっていなさい。」そう言うと雄牛は水に頭をつけて、海全体をガブガブ飲んでしまいました。そうして二人は、草原の上を歩いて行くように、乾いた足でさらに進んで行きました。
 やがて二人は、炎の城に到着しました。すると、はるか遠くから、少年がもはや我慢できないほどの真っ赤な炎が向かってきました。
 「もうこれ以上、進めないよ。さもなければ僕たちがやけどしてしまうよ。」
 しかし、雄牛は、そばまで走り寄って、飲んだ海水を一気に炎に向かって吐きだしました。すると炎はすぐに消え、すごい勢いでもうもうと煙が立ち込めました。
 すると、ものすごい湯気の中から、怒り狂った十二の頭をもつ竜が転がり出てきました。
 「さあ、今度は、あなたの番です。」と雄牛は言いました。「この怪物の頭を全部一度に切り落とすようにやってみなさい!」
 少年は、全力を集中して、強力な刀を手につかみ、十二の頭が全部とび落ちるように怪物に素早い一撃を加えました。
 すると、怪物はうち倒され、地響きを立てて、地面の上に、とぐろをまいてしまいました。そこで、雄牛は、竜の胴体を角に引っ掛けて、はるか雲の彼方に投げとばし、竜の姿は跡形もなく見えなくなりました。

 それから雄牛は少年に言いました。「私の仕事はこれで終わりました。さあ、お城の中に行きなさい。王女様が見つかるでしょう。王女様を王様の所へ連れ戻してあげなさい!」
 そう言うや雄牛は、空の牧場目指して走って行き、少年はもう二度と雄牛の姿を見ることがありませんでした。

 それから少年は、城の中で王女様を見つけ出しました。王女様はいやな竜から救い出されたことを、とても喜びました。
 二人は王様のところへ帰り、二人の結婚式が行われました。国中が大変な喜びに包まれました。



おやつにはりんごケーキを・・・

 この日のおやつは、りんごケーキでした。子どもたちはリンゴを磨いたり、材料をかき混ぜたりと、お手伝いをしました。
 テーブルには黄色いテーブルクロスを引きました。一人ひとりの席には、ピカピカのリンゴが添えられました。
 真っ赤なリンゴはこの日のお土産で、みんなお家に持って帰りました。



                     ミカエル祭(おやつ)

2008/11/17 08:00 | こどもの園COMMENT(1)  TOP

☆10/24 こどもの園 平成21年度入園説明会

NPO法人シュタイナースクールいずみの学校
こどもの園

(*無認可サークル)  
名称未設定2名称未設定4名称未設定5名称未設定3
<こどもの園はこんなところ・・・> 

おはようございますのあいさつと共に、親御さんと登園してきた子ども達は、一人ひとりお部屋に入っていきます。今日は何をして遊ぼうかと、各々がイメージを持って、思い思いに積み木やおもちゃを取り出し、お家をつくる子、テーブルを重ねて船をつくる子、布や冠をまとってお姫様になる子もいます。こうしてこどもの園の一日は始まり、おやつ、お話、朝の集まり、外遊び等、教師の歌声と共に、一日の活動は流れる様に展開していきます。
こどもの園は縦割り保育で、知育はしません。

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テーマ : 幼稚園 - ジャンル : 育児

2008/10/25 01:49 | こどもの園COMMENT(0)  TOP